「星空舞」 誕生物語

生産者が困らないように、役に立つ品種を作りたい

星空舞の開発には、20年もの歳月を費やしました。農家に生まれ、家族 が天候に左右され、苦労している様子を見ながら育った開発担当者は、 「天候に恵まれない年でも、倒伏や病気に強く、美味しさを損なわない、 生産者や消費者に喜ばれる品種を作りたい」という思いが星空舞の誕生 に繋がりました。

開発担当者 鳥取県農業試験場

  

橋本俊司室長

良食味品種の系譜を残すことへのこだわり

通常の品種育成は両親を選んで一回だけ交配する方法が 主流です。しかし、「倒伏や病気に強く味の良い品種」は なかなか生まれないという課題がありました。そこで、 病気に強い遺伝子を持つ「ササニシキBL1号」を母親、 「コシヒカリ」の系譜である良食味の「ゆめそらら」を 父親として交配。その子供に「ゆめそらら」を、さらに その子供に「ゆめそらら」をと、5年かけて同じ父親を 交配する“戻し交配育種”という方法で品種改良を行い、 障害に強く味の良い品種が生まれました。

「星空舞」 名前の由来

そうして誕生したお米「鳥系93号」は、見た目が透き通っており、星取 県から生まれた「星のように輝くお米」であることから「星空舞」と命名 されました。

星取県とは…鳥取県では、環境省が実施した全国星空継続観察で何度 も日本一に輝き、どの市町村からも天の川が見えるなど、県内全域に わたって美しい星空を観察できることから、「星取県」を名乗り、星空 の保全や星空を活用した地域振興に取り組んでいます。

「星空舞」の特徴

冷めても食感が
変わらず美味しい

粒感があり
はね返る食感

ご飯のツヤが際立つ
美しい炊き上がり

夏期の高温に強く
玄米等級が優れている

倒れにくく
いもち病に
かかりにくい

収穫期は
「コシヒカリ」と
「きぬむすめ」の中間